オーロララグーン

オーロララグーンとは、グリーン系クロチョウ真珠の特別呼称。この真珠のタンパク質には緑と赤のふたつの色素が含まれ、表面付近には赤や緑の光彩があふれています。緑の色素が多く含まれ、光がより多く緑の光彩を作った場合、その外観は緑と緑が合わさって、珠の芯から湧き出るような、深みのある緑色の真珠となります。それは、刻々と変わるタヒチのサンゴ礁の色が、ある瞬間、太陽の陽射しと海の深さの相関でエメラルドグリーンに輝くのと同じです。